交通事故 計算機

取扱説明書

 交通事故の人身損害自動計算機は、後遺障害が残った交通事故、及び、死亡に至った交通事故における人身損害を一定の処理手順(アルゴリズム)に基づいて自動計算します。
 もっとも、弁論主義の下では、損害額の算定と主張は各人の自由であり、いわゆる通説的な処理手順に囚われる必要は法的には必ずしもありません。また、処理手順に依るとしても、個別事情に応じ、参照データを修正し損害額を調整することが望ましいことは言うまでもありません。
 従って、損害額はあくまでも参考値として自己責任での利用をお願いします。
 人身損害の計算方法は、労災や医療過誤などの人身損害に共通しているため、交通事故のみならず、人身損害一般に用いることが可能となっています。
 なお、ご自身で損害額を算定済の場合、[事故日]と、[実費・その他]に損害額を入力することで、損害計算を省略し、訴状作成ツールとして利用することも可能です。さらに、既払金の[受領日]を入力すると、利息計算機としても利用可能です。
 本計算機は、参照データについて、厚生労働省の賃金センサス(2008年から2014年まで)、国土交通省のライプニッツ係数表(2002年4月1日以降)に準拠しています(従って、2008年以降の人身損害にのみ完全対応ということになります。)
 以下は本計算機が採用している「処理手順」です。

 交通事故の人身損害自動計算機は、以上の処理手順(アルゴリズム)に則って、損害を計算し、訴状まで作成します。
 交通事故の人身損害の損害計算は、計算の処理手順が確立しているものの、その処理は上記のように膨大な場合分けや確認を必要とし、これを正確に行うにはかなりの労力が必要であるとともに、ヒューマンエラーが混在しがちです。
 本計算機は、通説的な見解に基づいた交通事故の人身損害を一瞬で計算してしまい、そのまま実務において使用できる訴状の骨子まで作成します。
 交通事故の損害処理の知識がない方でも十分利用できる精度を備えていますが、知識がない方は、あくまでも上記の処理手順を理解した上で、自己責任にてご利用下さい。
 また、この計算機は、労災など他の人身損害でも用いることが可能です。
 本計算機が交通事故や労災に携わる業務についてる方に少しでもお役に立てれば幸いです。